架空の茶園「六景」は、同じ畑から六種類の茶を仕立てます。 スクロールすると立方体が転がり、芽吹きから夜話まで、 季節と製法の六景をひと巡りできます。
八十八夜に摘む一番茶。蒸しは浅く、湯は少しぬるく。 若葉の香りをそのまま封じるため、摘採から製茶まで半日で仕上げます。
浅煎り・中煎り・深煎り。砂炒りの釜がひと呼吸ごとに香りを変えます。 夕食のあとの一杯には、カフェインの少ない深煎りを。
摘採前の二十日間、畑に覆いをかけて光を絞ります。 遮られた葉は旨みを蓄え、海苔にも似た深い碧の一滴に。
緑茶用の品種をあえて完全発酵させた、渋みの少ない国産紅茶。 砂糖もミルクも要らない、すっと甘い夕暮れ色です。
月夜にだけ摘む実験区画の茶。今年の出来は、蔵でゆっくり寝かせてから。 次の巡りで、あなたが名付けてください。