01 / 夜想コレクション

群青の
まどろみ

閉館後の展示室にだけ降りるという深い青を描いた連作の一枚。塗り重ねられた群青の奥に、うっすらと昼の残光が透けて見える。

作者
藍田 千夜(架空)
制作年
2024
技法
油彩・麻布
02 / 夜想コレクション

燈火の
幾何学

街灯の光が硝子窓で砕ける瞬間を、直線と円弧のみで再構成した作品。秩序の中に一箇所だけ置かれた歪みが、夜の体温を伝える。

作者
硝子 遼(架空)
制作年
2023
技法
アクリル・パネル
03 / 夜想コレクション

月齢の

満ち欠けする月をひと月ぶん、ひとつの画面に閉じ込めた記録画。円環はやがて庭園の飛び石のように連なり、時間そのものが風景になる。

作者
望月 環(架空)
制作年
2025
技法
岩絵具・和紙
04 / 夜想コレクション

残響、
あるいは霧

音の消え際を可視化しようとした試み。滲む帯は残響の減衰曲線であり、同時に明け方の霧でもある。見る者の記憶によって像を変える。

作者
作者不詳
制作年
20世紀末
技法
ミクストメディア
05 / 夜想コレクション

灯台と
眠る海

水平線に立つ一条の光を、緞帳のような夜の海が受け止める。連作の最後に置かれたこの絵で、観客はふたたび入口へと還っていく。

作者
灯守 一(架空)
制作年
2026
技法
油彩・木板
Scroll / Swipe — 回廊は無限に続きます
01 / 05